なんか書いてみたり ハルの普通脱却会議!(アイドルマスターGS)

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ハルの普通脱却会議!(アイドルマスターGS)

08-15,2010

アイドルマスターGSでまたもSSを書いてみました!

今回は冒頭のイラストを描いていただいた眉毛薄いさんのリクエストから、ハルがメインで、明るくかわいいSSを目指してみました!

眉毛薄いさん、素敵なイラストをありがとうございます!


それでは、かわいくて素敵なイラストだけでも見る価値ありですが、一緒に自分のSSもよろしくお願いしますね^^






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普通脱却

「第14回、奄美ハル“普通”脱却作戦会議ー!」
「わー、パチパチっ」
 奄美ハルが事務所の一角にあるソファを占領して開始の言葉を告げると、横に座っている星井光希だけが拍手をしてくれた。
「って、参加者1人だけか~」
 しかし、その有様にため息をついたハル。
 光希が参加しているのだっていつも寝るのに使っているソファをハルが使っているからという理由だったりするのだが、さすがの光希もそれは黙っている。
 うなだれているハルを光希がなぐさめるように頭に触れてやると少しやる気を取り戻したようで、「がんばるぞー」と声を上げながら両腕を振り上げた。
 テーブルにはハルがファッションに使えそうと思い事務所から物色したアイテムや確認用の鏡が置かれている。
 そのなかから1つだけ持ち上げ、
「こう、メガネとかかけてみるってどうかな?」
 眼鏡をかけた自分を光希に見せる。
「えー。ハル、それだと律とかぶっちゃうじゃん」
 事務所のデスクのほうを指差しながら光希が言うと、ハルも「そっかー、そうだよなぁ」とメガネをかけたまま腕を組んで考え込んでしまう。
 光希も真似するように腕組みで考えていたのだが、何か思いついたのかその腕を解いてテーブルの上にあるシュシュをつまみ上げた。
「こんな風に頭に飾りをつけてみるとか、どう?」
 髪を軽く上にまとめてそれでまとめてみせ、ハルに見せつける。
「お、なんか良さそう。じゃあ、オレもこうやって」
 光希ほどに髪が長くないハルは少し苦心しながらもリボンを使って頭の右側に小さいサイドポニーを作った。
 それを見て光希は笑いながら「いいかもー♪」ともうひとつあったリボンを使って逆側にも同じようにまとめてしまう。
 鏡で自分の顔を確認すると満更でもない様子で笑い声を上げ、
「イエーイ!」
 上がってきたテンションのままにソファから勢いよく立ち上がる。
「これで踊っちゃったりとかっ」
 ハルがモンキーダンスを踊り出すと、光希もそれに合わせて立ち上がって踊り始めた。
「フッフー♪」
 2人して鼻歌で適当にメロディを歌いながら色々なダンスをしてみる。
 流行りのアイドルの歌や子供向けアニメのもの、はては自分たちのダンスまでを無茶苦茶に組み合わせて。
 そんなことをしていると、
「なにバカな格好してるんだ、おまえらは。事務所で踊るな」
 いつのまにか近づいてきた冬月律のゲンコツがハルと光希の頭それぞれに落とされてしまった。
「「すみませーん」」
 2人は意気消沈。
 先ほどまでの元気も消えてしまい、髪飾りも取ってテーブルに戻してしまうとソファに全身を投げ出すように座り込んでしまった。
 何もしない沈黙の間ができてしまうと光希としてはすぐにウトウトときてしまう。
 ハルはそんな光希の様子に気づきもせず、「そういえば」と前置きをしながら、
「なぁ、光希は初恋とかしたことあるの?」
 寝入りかけのところだったのを、一瞬何を聞かれたのかわからずにぽかんとした表情でハルを見る。
「あるよ」
「えっ、マジでっ!? キスは?」
「もちろん」
 ∨サインと一緒に答え、「誰と?」というハルの質問にはそのまま立てた2本の指を口に当てて、
「んー……ナイショ♪」
 ウィンクとともにそう返した。
「なんだよそれー。教えてくれたっていいじゃん」
「いや、だって、たぶん照れて怒り出すだろうし」
「へ?」
 意味ありげなデスクのあるほうへの光希の視線。
 ハルも釣られてそちらを見てみると、そこにいるのは書類に向かう律や譜面らしき紙を見ながらリズムを取っている水瀬伊吹、あきらかに仕事をしている顔ではない笑顔で何かを書いている音無朱雀がいるくらいだ。
 光希はしばらく見つめていたが、それをやめて首を振る。
「なんでもないなんでもない。で、ハルのほうはどうなの? 噂になったあのコとは」
 そして、ハルの首に腕を回して自分のほうへ寄せ、そんな質問をぶつけた。
 ハルは途端に真っ赤な顔をして「うわー!」と大声上げて光希を突き飛ばして離れる。
「光希は、な、何を言っちゃてるのかなー?」
 目だけ横を見て、こめかみのあたりに人差し指を当てる。
 光希は突き飛ばされたことにも驚いたが、それよりもハルのリアクションに驚いた。
「だって、この前告白するって言ってたし。あれからどうなったのかなーって……え、もしかして何も起きてないの!?」
「それがまだ……」
「告白すらしてないの!? 信じられないー!」
 今度は伊吹が2人の頭にチョップを落とす。
「おまえら、さっきからうるさい!」
「「ごめんなさーい」」
 本日2度目の意気消沈は少し長く、光希はそのまま我慢できずに眼を閉じてしまった。
「って、“普通”脱却会議ー!」
 ハルは大声を上げてソファから立ち上がり、自分の頭をかき回す。
 その声にはっと目を開けた光希だが、
「ハルはそれがいいんだから、無理しなくてもいいんじゃないかな……あふぅ」
 また閉じて、ハルが立ち上がってソファが空いたのをいいことにそのまま横になって眠りについてしまう。
「そういうわけにいかないじゃん、光希ー」
「うるっさい、ハル!」
「伊吹も参加してよー」
「そんなもんに参加してられるかっ」
「ええー」
 さすがに今度は何があっても起きれそうにないと思い、光希は「おやすみなさーい」とつぶやいた。

-END-

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