なんか書いてみたり アイマス1時間SS「暑い日」

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アイマス1時間SS「暑い日」

07-31,2010

60hss_ba_s.png
参加作品になります^^
使用したテーマは「風鈴」、「若鮎」です。

なんだかんだと集中せずにやってたら、2時間半ほど…
ネタ自体はすぐに浮かんだのになぁ

うぎゃー…

あ、ちょっぴり性的な表現がありますので、苦手な方はご注意ください^^;


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 記録的な猛暑日となった今日、如月千早が765プロに入る前に聞いた音は風鈴の音だった。
「あら、風流ね。でも、空調が効いているはずなのに、風鈴の音がするってどういうことかしら?」
 その答えは事務所のドアを開けた途端にわかった。
 むわっとした熱い空気が顔にまとわりつき、それだけで汗が吹き出てしまいそうなほどだ。
 その原因はすぐに合点がいった。
 エアコンに貼られた「故障中」の紙。
「すぐに修理がきそうなものだけど」
「なんかどこのビルも故障しててダメっぽいんだよ、千早ちゃーん」
「春香? いるの?」
 千早があたりを見回してみても天海春香らしい人影はいない。
「こっちだよー」
 熱さに弱り果てているのだろう、なんともだらしない声が千早を呼んでいる。
 どこにいるのか探してみると、デスクの影に人影があった。
 近くにはずいぶん古い形の扇風機が風を起こしてくれているが、部屋が暑くてはなんとも生ぬるいものしか出してくれていない。
 それでもないよりはましなのだろう、その前にへばっている春香の姿があった。
 しかし、その姿は、
「は、春香!? な、な、なんて格好してるの!?」
「だって、こう熱いとさー」
 下着だけしか身につけていない状態だった。
 白色の生地にピンクの刺しゅうで縁取られたシンプルながらも愛らしい、ちゃんと上下が揃えられたそれに千早の目は釘付けとなってしまう。
 そしてそれに包まれている、暑さで少し赤らんだように見える白い柔肌にも。
 胸のほうはブラジャーの中にしっかりときれいに収まっている。
 まるでそういう丸い果実のように。皮がむかれ、身が見えているような状態で2つ陳列されているみたい。
 お尻のほうはパンツのサイズが少し小さいのだろうか、横の布地が食い込んでいるようにも見える。
 窮屈そうにしながらも自己主張し、それはそれで熟れてなんともおいしそうに。
「千早ちゃんー? 何を持っているのぉ?」
「え? あ」
 あまりに見とれすぎていたためか千早の頭の中はすぐに言葉を作り出してくれなかった。
 立ち上がり近づいてくる春香にうろたえながら、
「これはお菓子よ」
 それだけをなんとか形にした。
「お菓子かー。今は冷たいものが欲しいかなぁ」
 普段なら喜んで飛びつきそうな春香なのに、この暑さではそうもいかないのかと千早はそのことに意外に思いながらも言葉を続けた。
「収録が終わって、デパートの地下に行ってきたのよ。そこで新しい和菓子屋さんがあって」
「ふぅん」
「水ようかんと若鮎がおいしそうで、つい買ってしまったの」
「水、ようか、ん?」
「あんみつもあるの。今日は暑いからちゃんと保冷剤を入れてもらったわ、冷たいと思うわよ」
「あ、んみつ……冷た、い……?」
「そこの店員さんに勧められてね、お茶も買わされてしまったわ。ペットボトルなんだけど、凍らせてあってね。なんだかおもしろいと思って、つい……」
「千早ちゃん、大好きー!」
「は、は春香、いきなり抱きついてくるだなんてっ」
 服の上からとはまた違った、すぐ下には瑞々しい果肉があるという柔らかい感触に意識が持っていかれそうになったが、なんとか耐えた千早は春香にそう注意して、だが、突き離すこともできずに抱きつかれたままにした。
「ありがとうね、千早ちゃん!」
「今日は私と春香しかいないみたいだし、全部食べちゃってもいいわね」
「愛してるよ、千早ちゃん! ちゅっちゅしちゃいたい」
 そう言いながら、本当に千早の顔中にキスをしてくる春香にさすがにうろたえて距離をおこうとして春香の体を軽く手で押そうとする。
 少し水気を帯びた布の感触。
 それと柔らかいマシュマロのような感触。
 何かと思い、手を動かすと、そこにかけた力を跳ね返すような弾力があって。
 千早が見ることでようやくそれが春香の胸だと気づいた。
 慌てて手を離して謝ろうとしたのだが、
「千早ちゃんの買ってきたお菓子とお茶、いただきまーす!」
 もう一方の手に持っていた買い物袋を取って扇風機の前に戻るのが速くて告げるタイミングを逃してしまう。
 事務所の掃除された床とはいえ、千早には地べたに座るのも抵抗あったが、春香に手招きされてしまってはそうもいかずに腰を下ろした。
 乱暴に包みを開き、水ようかんを頬張ってうれしそうな悲鳴を上げる春香を微笑ましく思いながら、千早も若鮎の頭を一口かじる。
 凍ったお茶の入ったペットボトルを春香は額や首筋、胸元にあてては「つめたい」と何度も大声を上げて喜ぶ。
「買ってきてよかったわ」
「本当に助かったよ、千早ちゃーん」
 感謝を伝えたいのだろう、千早の腕に自分の腕を回してよりかかる春香。しかし千早には腕に触れてくるものにどぎまぎするしかない。
 ふとした瞬間、なんの拍子か、小さくぱちっと音がして、春香のブラジャーが――フロントホックになっていたようで、それが外れて、
「ありゃ」
 丸い形が露となってしまった。
「えへへ、ごめん、千早ちゃん」
 と笑いながらも、春香はなぜか隠そうともしない。
「気に、しないわ。でも、早くつけて、あと服と」
「はーい」
 そう返事をしてくるのに、あんみつを食べながら幸せそうな顔をするだけ。
 どういうことなのかしら。
 声には出さず、千早はひとりごちた。

-END-

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