なんか書いてみたり アイマス1時間SS「響が海賊!? その2」

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アイマス1時間SS「響が海賊!? その2」

04-09,2010

あいかわらず1時間が守れません! こんなダメダメな主催は首吊ってきますぅ><

テーマは「口紅」「空」「レッスン」「宝物」、使用したテーマは「宝物」と「空」(?)

実は以前書いた1時間SSの続きになっていますw
ひどいね、自分…うぎゃー


hibiki
イラスト:晴嵐改さん







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「今日こそはあんたの宝物をいただくわよ! あんたの首とともにね!」
「宝物? なんのことだぞ」
 急に言われても響としては本当に何を指しているのかわからず、本気で首をひねってしまう。
「しらばっくれるんじゃないわよ! あんたの海図よ、誰も行ったことのない初めての海でも海図が出てくるという無限海図のこと!」
「なるほど、あれのことか」
 自分の部屋にあったテーブルの大きな紙、響の頭に思い浮かんだのはその存在だった。
「あんたたち、あっちの船に移るわよっ。全員ふんじばって基地に帰るんだからね、にひひ」
 その声に「おう」と野太い声の海軍兵達が船を渡るための板やロープ、銃やサーベルといった武器を手に持って船縁で並ぶ。
 普段の自分ならば威圧されてしまいそうなその光景を響は心のどこかで楽しんでいた。その後どうなるのかそれを想像しながら。
 伊織がマストのそばにある台に登り今にも合図を出そうとしていたが、下から金髪の少女――美希がひょっこりとその台に上がってきた。
「デコちゃん、デコちゃん」
「デコちゃんって言うなっていつも言ってるでしょ!」
 心底嫌そうな顔で美希に向かって怒鳴る伊織。
「怒ってばかりだとみんながついていけないよ?」
「寝てばっかりのあんたに言われたくないわよ! あんたが一番偉いんだから号令くらい出したらどうなの!?」
 なんだか漫才かコントのようなやり取りに響は吹き出しそうになる。
「うーん、それより下がったほうがいいと思うな」
「え?」
 ここの美希もなかなか鋭い人間なんだな、響はそんなことを思いながら、右手を美希や伊織たちのいる船に向ける。
「おーい、これが自分からの返事だぞー!」
 親指を上に立て、人差し指だけはまっすぐに相手に向け、あとは軽く握り込む。すなわち鉄砲の形だ。
「バーン」
 響がそう言った瞬間、足元から轟音が響き渡った。
 予想では真っ黒い煙を立てて、黒い砲丸が飛んでいくといったこういった中世的な船が出てくる映画でお馴染みのものだったのだが、その予想は大きく覆される光景が目の前に広がった。
 炎の蛇、いや、太さを鑑みると竜とでも言うべきか、それが2本も船から生えるようにして海軍の船に向かって飛んでいったのだった。
 響が船の縁から下を覗き込んでみると、思っていたものよりはずいぶん近代的に見える大砲が船から顔を出して、火柱を吐き出していた。
「防壁ー!」
 伊織の大声が聞こえたかと思いそちらに目をやると、シャボン玉の膜のようなものが海軍の船を包み、それが船に向かって襲いかかってきた炎の竜を受け止めたのだった。
「すげー」
 3DCGをふんだんに使った映画のような場面に恐怖心よりもただ感嘆の声を響は上げてしまう。
「やっぱり海軍ですぅ。こっちの船の武器じゃとても貫けそうには」
 青白い顔をした雪歩が今にも海に沈み込んでしまいそうなか細い声でそんなことを言ったので、
「なあ、雪歩」
「は、はい。船長っ」
「自分はこういうとき、どうしていたんだ?」
「ふぇ? そりゃ、船長だったら魔法を使って」
「魔法?」
 新たな歯車が動き出したような音が聞こえた気がした。
 突然頭の中に自分が何ができるのかというイメージが湧いてくる。
「試してみる価値はありそう、かな」
 2匹の竜は薄い膜に見えるそれを貫くことができず、響には少し細くなってきているように見えた。
「千早、力を貸してくれー」
「ええー、わかったわー」
 千早がマストの上から飛び降りてくる。まるでバンジージャンプでもするような気楽さで。
「飛べ! 蒼い鳥っ」
 響がそう声を発した瞬間、千早がまるで青い色をオーロラに包まれ、それは大鳥となって飛び上がっていった。
「あれ?」
 目の前が暗くなっていく。まるで貧血にでもなったかのような体の頼りなさに戸惑いを覚える。
 蒼い鳥――その名に相応しいそれはまるで戯れるかのようにシャボン玉へクチバシを突き入れて、あっさりとそれを弾けさせた。
 そこに襲いかかる幾分力を弱めた火柱により海軍の船腹に大きな穴が開き、火の手が上がり始めた。
 足がふらつくのを抑えられず、誰かの肩につかんだ気がした。
 蒼い鳥はこちらの船に帰ってきて千早の姿に戻るのを見届けるところまではなんとか意識を保てた。

-続くの!?-

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