なんか書いてみたり アイマス1時間SS「その熱気の後に」

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アイマス1時間SS「その熱気の後に」

11-05,2011

アイマス1時間SS参加作品になります。
使用したテーマは「なかよし」「華々しい」「熱い」。テーマアイドルは「天海春香」「高槻やよい」。
よろしくお願いします。





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 コンサートの光景を思い出してみれば、楽しかったのかもしれない。
 天海春香は疲れ果てて眠る高槻やよいを膝枕しながらそんなことを思っていた。
 仲良しだからという理由でいきなり組むことになったのは驚いたが、こうやって無事に終わらせることができて今は安堵するばかりだ。
 目を閉じて思い出すのは、今日までのこと。
「わっ。わっ。衣装、いっぱいありますよ! 春香さん!」
「ほんとだね。なんだかわくわくしてくるね、やよい」
 自分たちで衣装をリクエストして、並んだそれらを試着して確認した。
「やよい。そこはこういこうか」
「はい、春香さん。あ、でも、ここはこういきたいかなーって」
 コンサートの練習ではダンスの振付や歌の順番をふたりで話し合って考えた。
 何度も何度も試行錯誤し、プロデューサーさんから最終的なOKをもらうまでふたりでドキドキしたり落ち込んだりしたのも今ではいい思い出だ。
「いきましょう、春香さん」
「うんっ」
 ファンの前に出て行く直前、春香は手を軽く上げた。やよいのほうに手のひらを向けて。
 それを見てすぐに察したやよいは手を上げて、
「はい、た~っち!」
 かけ声を上げる。
「「いぇい!」」
 手と手を打ち合わせる音がふたりのあいだで鳴ったのが心地よくて、春香はやよいといっしょに元気に飛び出すことができたのだった。
 まぶしいステージのライト。
 体やノドを自然と震わせる音楽。
 そしてなにより、客席から聞こえてくるかけ声、振られる手やサイリウム。
 無我夢中で歌っているうちに気がついたら最後の歌になっていて、
「やよいー!」
「春香さーん!」
 笑顔で歌い切った。
 
 控え室に入った途端、ばったりと倒れてしまったやよいに春香は驚かされた。
 自分もへとへとでソファまでやよいを運んで、膝枕してやるのが精一杯。
「やよいー、またやろうねぇ」
 眠りに入る直前になんとか彼女に声をかけると、かすかに、「はい」と返ってくるのが春香の耳に聞こえてようなきがした。

-END-
 
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