なんか書いてみたり 百合M@S108式作品「KISS,KISS,KISS」

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百合M@S108式作品「KISS,KISS,KISS」

11-24,2009

いえー、いかがわしいSSだぜー! 一応R-18指定だぜー!
そんな変なテンションを装ってなんだか恥ずかしくなるのを誤魔化したい…というわけで、よろしくお願いいたします<(_ _)>

あれ、これって百合M@S108式に提出できるんじゃね!? とか思ったりしますが、R-18が2つ目とか、人間性を疑われそうで、あわわ…
というわけで、「【企画】ワシの百合m@sは108式まであるぞ」の参加作品になります。
よろしくお願いいたします。



使用お題:キス、鎖骨

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「春香」
 ベッドに倒され、一枚一枚丁寧に服を脱がされていく。
 外気にさらされていく肌に彼女は口づけをして、赤い痕をつけていくのがわかった。
 私は甘い痛みが起こるたびに、はっと吐息を漏らす。
 今の季節だと薄着になることがないせいか、私とユニットを組んでいてスケジュールを把握している彼女は私の体にマークをつけていくことに抵抗がないみたいで、新しい赤いあざは増えていくばかり。
 目を少し細め、唇の端をわずかに吊り上げて、微笑んでいる彼女に対して、私は物欲しげな表情で唇を閉じたり開いたりして。
 そんな様が彼女の澄んだ瞳に映っているのが見えた。
 それが見ていられなくなり恥ずかしさに身をよじると、背筋に唇と思われる柔らかい感触が触れ、背筋をなでていく。
 下着も全て脱がされ、これで着ていたものは何もなくなってしまった。
 彼女の手により体を仰向けに返される。
「千早ちゃぁん」
「春香」
 私の甘えるような声音、そのあとに名前を呼ぶ声とともに彼女の顔が迫ってきて、私たちは唇を重ねた。
 するりと唇を割って入ってきた舌に自分の舌を触れさせると、餌でも見つけた動物のように嬉々として絡みついてくる。
 強い刺激に目が回りそうになる。
「春香」
 彼女の言葉に応えようにも、彼女から与えられる刺激にただ喘ぐ声しか出てこない。

 一人暮らしを始めた彼女の元に訪れたのはいつの頃だったか。
 彼女が私とのユニットの仕事が忙しくなり始めた頃なのに急に事務所での自主レッスンを増やし始めたときだ。
 何度か注意してやめさせようとしたのだが、彼女は頑なに私の言葉を聞き入れてくれなかった。
 そんな折、彼女が体調を崩してしまい、レッスンのあとに急に倒れてしまったのだ。
 プロデューサーとともに彼女を部屋へと運んだときに初めて彼女が一人暮らしを始めていたことを知り、吃驚したのを覚えている。
 彼女の両親に連絡を取ろうとするのだが、彼女はそのことを拒み続け、しかしこんな状態の彼女を一人置いておけるはずもなく、私はプロデューサーに自分が彼女の看病を付きっきりで行うことを進言した。
 その提案に2人は喜んで乗ってくれて、彼女への看病という名のプチ同棲がその日から始まったのだ。

 キスをしたのは何の弾みだっただろうか。
 彼女を励ましたくてなんだかわからないうちにキスをしてしまったような覚えがある。
 そして一度キスをしてしまったら、常に2人でいる状況も手伝ってか、最初はお互い恥ずかしがりながら相手に頼んでみたりして、1日も経てばどちらかが乞うでもなく目が合うと唇を重ね、好奇心も手伝ってか少しづつ大人のキスを覚え始めてしまい、そんなことをしていれば自然ともっとキモチイイコトを求めていくことを2人では止めることができなくなって、何をすればいいのかよくわからないうちにベッドの上で果ててしまったりして。
 それからは午前中は病院へ行くか彼女の部屋で少しゆっくりし、正午前に事務所に行って軽く昼食を取った後2人でレッスンをしたり次の仕事に向けての打ち合わせをして、夜には彼女の部屋に泊まる。もちろんキモチイイコト込みで。
 私の家に帰ると彼女とのメールのやり取りに多くの時間を取られ、母親にはもう一緒に暮らしたらいいのになんて言われる始末。そんなこともメールで送ると、彼女は「それはいいわね」の一文の後にハートマークを送り返してきたりして私を照れさせてくれた。
 何度も何度も唇を重ね、何度も何度も肌を重ね、私は家族に彼女と一緒に住むことを宣言した。

 ここに来るまで不安ではあったけど、彼女は今まで見たことのない笑顔で出迎えてくれた。
 そこで初めてお互いの気持ちを告白して、抱き合ってキスをして、うれしさに笑い合った。
 ベッドに押し倒されてから、時間自体は短かったのに2人して息も絶え絶えで、なのに彼女は生き生きとした笑顔で、その瞳に映る私もとびきりの笑顔をしていた。
「春香」
「千早ちゃん」
 お互いに名前を呼び合いながら、キスを交わす。
 離れてみると、なんだか気恥ずかしくなったけど、それは彼女も同じだったようで、そのことに気づいて声を出して笑ってしまった。笑い出すタイミングが彼女と一緒だったので、それもまたうれしくなった。
「春香」
 体の何箇所かを次々になでていく。
 二の腕、肩や鎖骨の辺り、胸の真ん中を通り、おへそ、太もも、内もも、その位置を示すのがなんなのか気づかなかったが、ふいにそれらがいつもより多く付けられた赤色の証の場所に気づき、私は急に気恥ずかしくなってきてしまった。
 それを誤魔化したくて、ちょっと無理やりに彼女の唇に唇をくっつけた。
 すぐに離れるつもりだったのに、彼女の腕が私の首に回されて、それだけで離れたくなくなって、そのまま深く深く口付けをする。
 今度はこちらが上になる。
「春香」
 見下ろした彼女は物欲しげな表情で私を見ている気がした。いや、実際彼女は私を求めているのだ、押し倒されたときの私のように。
「春香ぁ」
「千早ちゃん」
 甘えるように名前を呼ばれてしまい、こちらも名前を呼び返して唇を落とす。
 彼女の薄く開いた唇の奥へと舌を少し強引に割り入れ、彼女が近づいて少し触れてきたのをこちらは蛇が餌を見つけたかのように喜び勇んで絡めてつかせていく。
 少しの間そうやって彼女の口の中を楽しんだ後、唇を離す。
「千早ちゃん」
 唇や下で彼女の気持ちのいいところを刺激していきながら、何度も彼女の名前を呼ぶ。
 こちらの名前を呼ぼうとして、少しずつ言葉になっていかなくなってきている。
 彼女の耳元で囁く。
「千早ちゃん、大好き」
「わたし、も」
 彼女からの大好きは形になってくれなかったけど、うれしくて顔中に何度もキスをした。

-END-

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