なんか書いてみたり アイマス1時間SS参加作品「伊織のグルメコーナー」

スポンサーサイト

-----,--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アイマス1時間SS参加作品「伊織のグルメコーナー」

09-02,2011

アイマス1時間SS参加作品になります。
今回使用したテーマは「グルメ」。

ひさびさでなんだかなんだか…




***********************************

「伊織ちゃんがお送りする今日のグルメコーナーは、ここスイーツ博の会場からお送りしまーす。ゲストはこの子」
「高槻やよいです、よろしくお願いします」
「それでははりきって行ってきましょ」
 夕方2時間枠の報道番組内にて現在放送されている水瀬伊織のこのコーナーは他の番組との差別化がうまくいっているのかそれなりの高評価をされていた。
「すごいいっぱいお店があるね、伊織ちゃん」
「なんとこのスイーツ博では有名なパティシエのケーキ屋や老舗の和菓子屋といった行列のできるおいしいお店がいっぱい。他にもこういったイベントには初めての出店となる隠れた名店なんかもたくさん並んでいるのよ」
「ふわぁ~」
 会場の広い通路を伊織はやよいと二人で歩いていく。
 伊織は立ち止まる先からお店やお菓子の説明を始め、やよいとともに試食してはその感想も言う。
「おいしいね、伊織ちゃん」
「そうね、ここのお店は生クリームのロールケーキが有名でおいしいんだけど、今回のキャラメルクリームもとってもおいしいわね」
 やよいがもう一口頬張るのを見て、
「このふわふわしたケーキ部分と甘くてしっとりしたクリームがとっても合ってて」
「クリームの中にある小さい生キャラメルチップもアクセントとしておもしろくて」
 伊織も一口食べて、タイミングを合わせて、
「「おいしいー」」
 とカメラの前でとびきりの笑顔を作る。
「こちらの和菓子屋さんは最中で出店してます」
「皮はパリッと香ばしくて、中のあんこは羊羹なんですね。おもしろいおいしさです」
 やよいに引き続いて伊織も試食する。
「こちらのあんこは柚子味の羊羹ね。こちらは本当にさっぱりしていておいしいわ」
 他にも厨房に入っての作り方の説明を淀みなく行うと、そのまま次の店舗へと。

 それからもいくつかの店を回り、休憩時間となった。
「はー、こんだけ食べるとさすがにお腹いっぱいね」
「伊織ちゃんはいつもこんなにたくさん食べて、大変だね」
 ロケが始まるまではしきりにうらやましいと言っていたやよいが本当に心配そうに伊織の顔を見てくる。
「そりゃそうよ。でも、プロなんだから」
 そこまで話しておくびが出そうになるのをこらえ、
「これくらいカメラの前ではヘッチャラでこなさないとね」
 伊織は笑ってみせた。
「伊織ちゃん、はいこれ」
「これって」
「胃薬だよ」
「あら、気が効くわね、やよい」
 すぐに受け取って、水とともに飲み干す。
「これで次の収録もがんばれそうね。ありがと」
「うんっ」
 スタッフに呼ばれ、急いで向かうやよいの背中を見つめる。
「今日はやよいがゲストでよかった」
 そう、ぽつりとつぶやいた。
「伊織ちゃーん! 急いでだってー!」
「わかったわー!」
 ふくらむお腹を抱えつつ、伊織は彼女に向かって駆け出す。
 お店から厚意でもらっているおみやげをやよいにあげようかなと思いながら。

-END-

***********************************
スポンサーサイト

COMMENT

COMMENT FORM

  • URL:
  • comment:
  • password:
  • secret:
  • 管理者にだけ表示を許可する

TRACK BACK

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。