なんか書いてみたり ちはあずなSSを書いてみた

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ちはあずなSSを書いてみた

02-01,2011

晴嵐改さんのイラストを元にSSを書いてみました。
まぁ、好き勝手に妄想した感じです…ごめんなさい…




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あずちは_20110201




 ふいに目を覚ましてしまうと、ホテルの心地よいベッドで横になったまま目を閉じてみても眠りの気配は訪れてくれそうになかった。
 しかたなく私――如月千早は体を起こし、備えつけられているテレビの電源を入れる。
 映ったのは、今日結婚式を行った三浦あずささんのニュースだった。
 新郎の横でほほ笑む彼女の静止画と共にアイドルとしての経歴を紹介し始めるところで、私はその表情に魅入られるようにそのニュースを見始めることにした。
 アイドル時代として紹介されるあずささんのアップの後にいきなり映し出された私の顔に驚いていると、あずささんと向い合って歌うシーンへと変わっていった。
 あの時のものかと合点がいき、なぜこれなのかと番組を作っている人間に口出ししたくなってしまった。
 今の私の顔を鏡に写したら、なんとも言えない微苦笑でも浮かべているだろう。今も付けているこの時使ったネックレスをいじりながら。
 それは引いた絵に移り変わり、画面の中の二人は見つめ合っているようなお互いを見ていないような目線で歌のサビを口ずさんでいる。
 あずささんの手を握ったとき、やわらかく優しい手だな、と妙に感動したことを私は思い出した。目の前のテレビに映るあずささんと私のPVを眺めながら。他にもいろいろ考えながらあまり集中できなかったような覚えがある。
 あずささんは765プロのアイドルみんなのお姉さんで、アイドルとして尊敬すべき先輩で、なにより歌が上手で、私は候補生のときからただただ憧れを抱いていた。
 そんな私がまさか彼女とデュエットを組むことができるだなんて。
 当時はデビューしてまもなくのことで、私はうれしさのあまりとても舞い上がってしまい、自分を見失いかけたりもした。
 自分らしさを取り戻せたのも彼女のおかげだったか、あの時の記憶は今思い出してみても恥ずかしいものしかなく、今も頭の中が思い出しかけてきたのでテレビに集中することに。
 あずささんの披露宴の様子が映し出される。
 見とれるほどに美しい彼女にニュースのコメンテーターも称賛の声を漏らした。私はそれだけで自分のことのように誇らしげな気持ちになる。
 私が彼女たちを祝福するために歌う場面も流れてきた。
 その表情は晴れやかで、その場所で歌うのが誇らしいといった感じだ。ずいぶんと器用なことができるようになったものだと自分でも感心してしまう。
 だって、この時自分が考えていたのは――、
「千早ちゃん? 起きてるの?」
「あ、あずさ、さん」
 声をかけられるとともに私の体に腕が回され、彼女のほうを見ようと顔を向けたときに軽く口づけられた。
「ごめんなさい、起こしてしまって」
 あずささんは首を振って、また口づけてきた。
 私もキスを返すと、彼女はうれしそうにほほ笑んだ。
 彼女の胸元でネックレスが輝く。
 私は彼女の両手をそれぞれの手で握り、まるであの歌のPVのようなポーズを取ってみる。
 彼女は不思議そうにしながらも黙ってそれを見ていてくれた。
 同じ形ができたとき、私は何をしたかったのか思い出した。
 私はぱっと手を放して、あずささんに抱きついて、そのままベッドに押し倒す。
「きゃっ」
 いきなりのことで驚いたのだろう、かわいらしい悲鳴が聞こえたが、私はそれに構わず唇を重ねた。
 そのままあずささんが言葉を挟む暇もないほどに彼女を責めたてたのだった。彼女たちの披露宴で歌っていたときに思っていたように。

-END-

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